「備えが、安心につながる。」——開けなかった防災講演会と、いま伝えたいこと
- ibdostomate1040
- 8月14日
- 読了時間: 3分
防災の講演会が、災害で開けなくなりました
2026年8月8日(土)にうるみんで開催を予定していた「オストメイトのための防災・災害時対応講演会」は、中止といたしました。
理由は二つの災害です。
ひとつは、講師をお願いしていた熊本を襲った令和8年熊本地震。
もうひとつは、沖縄に接近した台風13号でした。
オンラインで結ぶはずだった熊本と沖縄、その両方が同時に災害の只中に置かれることになったのです。
防災をテーマにした講演会が、災害そのものによって開けなくなる。
準備を重ねてきた私たちにとって、災害は「いつか」ではなく「いま」起こりうるものだと突きつけられる出来事となりました。
ご参加を予定されていた皆さまには心よりお詫び申し上げます。
そのうえで、この会に込めた思いだけは残しておきたいと思い、この記事を書いています。
やろうとしていたこと、そして被災された皆さまへ
ストーマ装具の備蓄、避難所でのケアの継続、トイレの問題、災害時の装具の入手、医療・福祉・自治体との連携。日頃からできる備えを、広域災害の現場でオストメイトの支援にあたってこられた済生会熊本病院の皮膚・排泄ケア特定認定看護師・山形朝子様から、オンラインで学ぶ予定でした。
山形様をはじめ、熊本の医療・福祉の現場を支えておられる皆さま、そして熊本地震で被害を受けられたすべての皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
避難生活が続く場所には、ストーマをお持ちの方、医療的ケアを必要とする方が必ずいらっしゃいます。
声をあげにくい方に必要な支援が届くことを、願ってやみません。
備えは、今日から始められます
会は開けませんでしたが、お伝えしたかったことのうち、いま始められることを記しておきます。
装具は二週間分を目安に、家の外にも分けて置く — 職場や車の中、ご家族の家など複数の場所に。
持ち出し袋にストーマ用品一式を — はさみ、剥離剤、ビニール袋も忘れずに。製品名と品番のメモを入れておくと、支援物資を求めるときに役立ちます。
避難先のトイレを、平時のうちに確かめる — 地域の避難所にオストメイト対応トイレがあるか、落ち着いているうちに。
周囲に伝えておく — 家族や職場の方への一言が、いざというときの支えになります。
備えは、災害が起きてからでは間に合いません。
「備えが、安心につながる。」という言葉は、中止という結果を経て、かえって重みを増したように感じています。
改めて、開催を目指します
本講演会は時期を改めて開催できるよう準備を進め、日程が決まり次第ご案内いたします。
あわせて、各地区の定例サロン会の機会に、防災をテーマにしたミニ研修を行っていきます。
その第一回として、8月22日(土)の南部定例サロン会で、災害への備えについて取り上げます。
備蓄品を持ち寄って見せ合う、持ち出し袋を一緒に点検する——そうした小さな積み重ねのほうが、かえって身につくこともあるはずです。
ぜひお気軽に足をお運びください。
改めまして、被災されたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。




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